Interview / ライフジャンクションとは何か?- CEO 岡村彩乃

-LJは何をやっている会社ですか?

"行きたい企業”と"行ける企業"という埋まらない溝、

そのギャップを埋めていくのがLJです

一言で表すと「派遣」と「紹介」の機能を合わせ持った「人財育成会社」です。

例えば、企業側からすると「経験を積んだ、即戦力となる人が欲しい」「先を見越し、察することができる人が欲しい」「自ら積極的に動け、コミュニケーション能力のある人が欲しい」などといった需要があると思います。

一方、求職者側から見ると「今までの学歴・職歴などの過去のキャリアは変えられない」「けど新しいことに挑戦したい」「しかし今までの自分ではここから先は難しい」というジレンマがあります。

行きたい企業と実際に入れる企業は、必ずしも一致しているわけではありません。その"企業の需要”と"人材の需要"には埋まらない溝があり、そのギャップを埋めていくのがLJCです。

毎週マンツーマンのマネジメントで、パートナーの成長をサポート

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-LJを作るきっかけはなんだったんですか?

元々500名規模の人材育成の組織で学んでいました。当時私自身、特に行きたい就職先がなく、人材会社に依頼して就活した時期もありました。しかし、色々な企業の説明を聞いても、「何が本当なのか?」「自分に合うのはどこなのか?」「この会社に入ると実際自分はどうなっていくのか?」その先のライフスタイルが見えず、行きたいと思う企業を見つけられませんでした。

その時に「まず自分自身の実力をつけていきたい」と思い、人材育成の組織で学ぶことにしました。そして、そこで結果を出してきた仲間と共に、今度はその"人材育成"を次の世代のために伝達していこうと思い、LJを立ち上げました。実践的に学ぶ仕組みを作る必要があったので、育成題材として派遣案件を扱うために人材派遣業や職業紹介の資格を取り、ベースを整えていきました。LJは自分一人の力ではなく、その時お世話になった代表や仲間を通して土台が整っていたのもあり、立ち上げることができました。

 

-最初から上手く行きましたか?一番苦労したことは何ですか?

世の中にないものをどう伝えるか?

「理念はこうあるべきだ」「LJはこうあるべきだ」というのはあったのですが、それをリアルな事業として形にすることが難しいと思いました。新しいことをしているのに、クライアントから見たら普通の派遣や人材会社に見られることもありました。自分自身も「あり方」がブレることなく取り組んでいくのが難しいと思っていました。世の中にないことをしているので工夫して説明しないと伝わらない、自分が理解しながら理解してもらうという感じでした。

 

-女性も経済的自立を目指している人が多いと思うのですが、子育てと経営をどう両立させているのですか?

「子供がいるからできない」ではなく「子供がいるからできる」

当初は、正直なところ甘えていたと思います。「生活サイクルがみんなと違うから仕事に支障が出る」「夜寝られないから朝が遅くなっても仕方がない」「一人で育てているから大変」など自分に言い訳をしていました。そんな時に会長から「子供がいるからできないのではなく、いるからやるんだ」と言われてハッとしました。たしかに、子供がいるというのを理由に、人より仕事ができなかったら普通です。

「制約があるからできない」ではなく「制約があるからこそ、できることが多くなった」という考え方を教えてもらいました。子供がいる=動ける時間が決まっている。それに対して自分が何も工夫しなかっただけでした。そこから自己管理を徹底し、その結果、子供を持つ前よりも仕事ができるようになりました。

また、私には仲間の存在やこの環境が必要不可欠です。何かあった時には誰かが支えてくれ、仕事ができるようにさせてもらっています。本当に、返しても返しても感謝することが増えていく。それを返したいというのも、頑張れる理由の一つです。

愛する息子、通称「たけぽよ」との公園デートの2ショット

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-仕事をする上で、女性だという理由で壁はありましたか?どう乗り越えたのですか?

正しい姿勢を保ち続けること

最初は中身もないし、舐められてばかりでした。「若いし、女性ですごいですね、、、」と言われるけど、相手の目の奥は笑っていない。「生意気だ」と思われているのだろうなと思っていました。そう思われても姿勢を示し続け、謙虚に誠実な対応をしていると相手も変わってくることが分かりました。また姉妹事業部COLORSのアーティストの皆さんに、見た目の雰囲気作りもサポートしてもらい、段々と理解してもらえる、共感してもらえるようになってきました。最近では各企業の皆様から逆にご依頼をいただき、ご紹介をいただいたりしています。(COLORSについて、詳しくはこちらから)

 
岡村自らイベントを主催しキャリアの悩みに耳を傾ける

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-今後の目標やビジョンを教えてください

ここが人生の起点となること

例えば、大手企業が学歴に自信のないの方を受け入れるのは本来難しいことかもしれませんが、「LJで育成を受けた人なら、ぜひ来て欲しい!」という現象を起こしたい、という野望があります。

人材側から見たら、「今までの自分だったら、こんなところに行けなかった」「LJで学ぶうちに目指していたものに手が届く自分になった」と言ってもらえる環境を提供することです。LJが人生の起点になっていること、それがLIFE JUNCTIONの由来です。

そのために、もっと中身の濃いものを作っていく必要があり、もっと多くの企業や人材の生の声を拾っていきたいですし、これがあったらいいなというコンテンツを増やし、成功事例を増やしたいと思っています。

 

-充実したライフスタイルを送れる人とそうではない人の違いはありますか?

新しいものを取り入れないと人生は充実しない

今までの自分の価値観に囚われていないか?どうかだと思います。自分なりにというのもいいですが、こだわりすぎると新しく吸収することはないですし、そこで成長が止まってしまう。自分自身もそうでしたが、自分はこうだからと決めつけてしまわず、どんどん新しい価値観や環境を取り入れていけば、見方や捉え方が広がり、ライフスタイルがもっと充実するのではないかと思います。

 

-一番大切にしている言葉があれば教えてください。また、その理由は?

PAY FORWARD.

(ペイ・フォワード=ある人物から受けた親切を、また別の人物への新しい親切でつないでいくことを意味する)

自分たちがしてもらったこと、受けた恩恵、それを次世代に共有していく。今までは自分が成長できればそれで良かった。自分の生き方にしか興味がなく、社会貢献にはそれほど興味がない。人のためにしたいと思えることがない・・・という寂しい人間でした。(笑)しかし私自身が周りの人たちから助けてもらったこと、感謝すべきことが大きすぎて、それを自分だけで留めてしまうのは大きな間違いな気がしました。ここまでしてもらえる理由が自分にはないから、遠慮して「いいです」と断るのは簡単です。しかし一度受けた恩は次の人に。「自分が感じた感謝や有り難みを同じように思う人が増えていくこと」それが本当の意味での恩返しだと思います。

自分の学んだことを次世代へ遺伝していく

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